特別養護老人ホーム

■特別養護老人ホーム
「指定介護保険老人施設」とも呼ばれ、代表的な介護保険適用施設です。
 原則65歳以上であり、かつ自力での日常生活が困難、家族による介護も受けられない上に、在宅介護よりも施設の介護の方が望ましいケースという、幾つかの条件を満たした方が入所できる施設となります。(特例で60歳以上で65歳未満の方の受け入れ条件もありますが)充実した施設環境であったりやスタッフが常駐するケースが多く、寝たきりなどでもケアしてくれるため、非常に人気があります。
 まずは、メリットとデメリットを簡単に整理してみたいと思います。

 

【メリット】
  ・入所期間が無期限(終末期、亡くなるまで居る方もおられます)
  ・入所の人数に制限があり、配置スタッフがしっかりと要介護者を支援してくれる
  ・要介護の状態が、軽度な方から重度な方まで受け入れ可能
  (生活困難な方から、専門の施設でないと対応が難しい方も広く受け入れられる)
  ・費用的な面、介護保険適用である点

 

 【デメリット】
  ・人気がある反面、入所の待機となるケースが多い  
  ・要介護が軽度の方と、重度の方が同じ施設内にいるためトラブルもあり得る点
  ・入所期間が無期限=終末期の対応を目の前で見ることになる点

 

  要介護者及びその周囲の方からは、むしろメリットの方が多いのではないかと思えるほどの、現状では最も人気のある介護サービスのひとつと言えます。費用も安い中で、無期限の預かりであり、環境もスタッフも充実している個所が多く、様々な状態の介護についても、しっかりケアしてくれます。

 

  逆に、デメリットとしては、最大の要因は、入所待機のケースが多いことが挙げられます。2010年時点でも、40万人程度の待機が居るという統計データもあり、必ず地元自治体の窓口にて、どれだけの待機が最新でいるのかを確認し、早めに申し込む等の手続きが不可欠です。また、施設内には、要介護が軽度の方から重度の方まで幅広く生活しているため、コミュニケーション面などでのトラブルも想定しておくべきでしょう。特に無期限入所が可能ということで、終末期の状態の方を目にすることもあり、心のケアも含めた対応が可能な施設かどうかは、重要なポイントとなります。

 

  特に転職者については、要介護者へのケアが充実している反面、スタッフに求められるのは、非常に高度に専門的な知識やスキルであり、肉体的かつ精神的な負担が多い職場ということは忘れないで下さい。「人生の最後を迎える施設」という位置づけで捉える方も多く、スタッフには人間の一生を看取る対応の心構えも不可欠です。その分、大きなやりがいを感じる職場とも言えます。

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